※本記事はネタバレを含みます。

GANTZ|作品再読

久々にGANTZ読んだら面白すぎたwww 終盤も思ったより悪くない

漫画『GANTZ』1巻の集英社公式書影
書影:奥浩哉/集英社 ↗画像の著作権・商標等は各権利者に帰属します。

GANTZ

作者
奥浩哉
掲載
週刊ヤングジャンプ
出版社
集英社
連載
2000年〜2013年
巻数
全37巻
ユーザースコア
未評価
集英社の公式作品情報 ↗

久々にGANTZを最初から読んだら止まらなくなった。記憶よりずっと面白い

全37巻あるのに、台詞が少ない場面は映像みたいに進むから一気に読める

最初の電車から部屋に転送されるまで、説明しないまま放り込む勢いが強すぎる

ねぎ星人の時点で怖さと変な笑いが同時に来る。あの温度は他で見ない

ルールが分からないのに制限時間だけ減っていく序盤、今読んでも普通に焦る

>>3初見の時より先を知ってる再読の方が、細かい人物の反応を拾えて面白かった

玄野が最初かなり嫌なやつなの忘れてたわ

そこから誰かを助ける側へ変わっていくから、長く読む意味がある

加藤が最初から善人すぎる分、玄野の変化が目立つんだよな

岸本周りの空気は今読むとかなりきつい。でも作品の居心地の悪さには合ってる

田中星人あたりの、日常のすぐ横に異常が立ってる感じが一番怖い

仏像編は人数がいても全然安心できないのがえぐい

誰が残るか分からない緊張感は、展開を覚えていても消えなかった

一回のミッションが長編映画みたいで、区切りまで読むつもりが次の巻も開く

途中から装備の見せ方がどんどん派手になるのも少年心に効く

Xガンの結果が遅れて出る演出、漫画なのに音まで想像できる

恐竜編は街中で大暴れするスケールとチーム戦のバランスが好き

オニ星人編から戦えるメンバーが揃って、爽快感が一段上がる

おっちゃんが出てくる辺りから作品の優しさも増えた気がする

レイカ、坂田、桜井まで含めて東京チームの厚みが出る中盤が強い

和泉は最悪なのに、戦闘が始まると画面を持っていくのずるい

再読でも大阪編に入った瞬間、読む速度がもう一段上がった

大阪編は敵の規模も他チームの強さも未知で、初見みたいに圧倒された

東京側が経験者なのに、大阪の連中を見るとまだ上がいると分かるのがいい

岡八郎の装備だけ別作品みたいで、出てきた時の期待値がすごい

ぬらりひょんが何をしても倒れないから、攻略法を考えながら読んでしまう

道頓堀の見慣れた景色が戦場になる絵の説得力も大きい

大阪編を最高点に挙げる人が多いのは分かる。緊張が途切れない

ただ大阪だけじゃなく、序盤から積み上げた玄野の判断が効いてるのが好き

杏の存在も短いのに残る。GANTZは途中参加の人物を印象に残すのが上手い

大阪の後は少し失速した記憶だったけど、まとめて読むとそこまででもなかった

連載で追うのと単行本で読むのでは、終盤のテンポの感じ方が違いそう

カタストロフィ編はゲームのミッションから、本当に世界規模の侵略へ切り替わる

急に別の漫画になった感じはある。でも最初から宇宙人の話ではあったんだよな

終盤の巨大構造物と群衆の描き込み、ページをめくるたび物量がおかしい

人間が飼育される側へ回る場面は、序盤とは別方向に怖かった

テレビやネット越しの反応まで描くから、個人戦だった頃より社会の話になる

玄野が多くの人に見られる存在になるのは、序盤の自己中心ぶりを思うと感慨ある

多恵ちゃんを探す筋が一本通ってるから、世界が広がっても目的は見失わなかった

加藤は最後まで加藤だった。あの人が横にいるだけで話の倫理が保たれる

レイカ周りはつらいし、もっと別の着地も見たかった

吸血鬼の話は結局もう少し拾ってほしかったな

そこは同意。面白いけど、置いていかれた要素がないとは言えない

最終決戦は理屈より、とにかく玄野を帰すための大一番として読んだ

決着してすぐ終わるから、初読では『ここで終わり?』ってなった

後日談を一話でも読みたかった。生き残った人たちのその後が気になる

でも読み返すと、玄野と加藤が戻ってくるところで本筋はちゃんと閉じてる

全部説明する終わりではないけど、投げたというほど悪くもなかった

終盤の粗さより、ここまで絵と勢いで押し切ったことの方に驚く

結論、ラストへの注文は残る。それでも全巻読み返してよかったと思える漫画だった

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